秋といえば紅葉ドライブの季節。涼しくて過ごしやすいこの時期は、景色を楽しみながらのドライブにぴったりですよね。
でも、いざ出発してから「エアコンが効かない」「ワイパーが動かない」「タイヤがすり減っていた」なんてトラブルが起きたら台無しです。
そこで今回は、紅葉ドライブの前に確認しておきたい車の基本チェックをご紹介します。


タイヤの状態をチェックしよう

まずは、車の“足”であるタイヤ。
長距離ドライブや山道を走る前に、次の3つを確認しましょう。

  • 空気圧:ガソリンスタンドなどで無料チェックできます。低すぎると燃費が悪くなり、パンクの原因にも。

  • 溝の深さ:1.6mm以下は交換時期。雨が多い秋はスリップの危険が高まります。

  • ひび割れや偏摩耗:古いタイヤはゴムが硬くなって滑りやすくなるので要注意です。

タイヤは安全運転の基本。出発前にしっかり点検しておきましょう。


ワイパーとウォッシャー液の確認

秋は雨や朝の霧が多く、フロントガラスが曇りやすい季節です。
ワイパーの拭き取りが悪いと視界が悪化し、危険な状況になることもあります。

  • ゴムが劣化してスジ状に残るときは交換サイン

  • ウォッシャー液は残量をチェックしておきましょう

  • 朝晩の冷え込みに備えて、凍結防止タイプのウォッシャー液を入れるのもおすすめです

クリアな視界で安全にドライブを楽しむためには、ワイパーの点検を忘れずに。


エアコンとヒーターの動作確認

日中はまだ暑いのに、朝晩は肌寒い――そんな温度差があるのが秋の特徴です。
久しぶりにヒーターを使おうとしたら「温風が出ない!」なんてことも。

出発前にエアコンとヒーターの両方を試しておきましょう。
また、エアコンを動かすときに異音やカビ臭さがある場合は、フィルターの交換時期かもしれません。
車内環境を快適に保つためにも、秋のうちに点検しておくのがおすすめです。


バッテリーとライトも忘れずに

夏の暑さでダメージを受けたバッテリーは、秋から冬にかけて弱りやすくなります。
エンジンのかかりが重いと感じたら要注意。整備工場で電圧チェックをしてもらいましょう。

また、日が短くなる秋は、ライトを使う時間が長くなります。
ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカーなど、すべて点灯するか確認を。
切れていると整備不良になり、夜間は特に危険です。


冷却水(クーラント)とエンジンオイルを確認

長距離ドライブに出る前に、エンジンルームのチェックも大切です。

  • エンジンオイル:量と汚れ具合を確認。交換時期を過ぎていたら早めに交換を。

  • 冷却水(クーラント):不足するとオーバーヒートの原因になります。リザーブタンクの量を確認しておきましょう。

どちらも自分で確認できる項目ですが、不安なときは整備工場に相談すると安心です。


秋ドライブの持ち物チェック

紅葉スポットは山間部が多く、朝晩は気温が下がります。
快適に過ごすために、次のような準備をしておくと便利です。

  • ブランケットや上着(冷え対策に)

  • モバイルバッテリー(スマホのナビやカメラ用)

  • 軍手・懐中電灯(もしものときに)

  • ゴミ袋(マナーとして必須!)

小さな準備が大きな安心につながります。


楽しい秋ドライブに出かけよう!

秋のドライブは、一年の中でも特に快適で楽しい季節。
愛車をしっかり整えておくことで、安心して紅葉や秋の風を満喫できます。

もし点検や交換に不安があれば、平自工にお気軽にご相談ください。
お車の状態に合わせて、最適なメンテナンスをお手伝いします。

安全に、そして気持ちよく。
秋のドライブを楽しみましょう!