年末年始の帰省や旅行、買い物などで長距離ドライブをする機会が増える方も多いかもしれません。
冬は気温の低下や路面状況の変化により、車にもドライバーにも負担がかかりやすくなります。

今回は、冬道そのものの注意点ではなく、「冬に長距離を走る前に知っておきたい車の豆知識」を中心にご紹介します。
少し意識するだけで、トラブル防止や快適性向上につながりますので、ぜひ参考にしてください。

エンジン暖気は短時間で、走りながら温める

寒い朝、エンジンをかけてすぐ走り出すのはエンジンにとって負担になります。
一方で、長時間のアイドリングも燃費悪化や環境負荷につながるためおすすめできません。

エンジン始動後は1〜2分ほど待ち、エンジン音が落ち着いてから発進しましょう。
発進後もしばらくはアクセルを控えめにし、低回転で走行することで、エンジン内部を徐々に温めることができます。

このひと手間が、エンジンの寿命を延ばし、冬場の故障リスク低減にもつながります。

冬はタイヤの空気圧が想像以上に下がる

冬場は気温が下がる影響で、タイヤの空気圧が自然に低下します。
空気圧が不足すると、
・ハンドル操作が重く感じる
・燃費が悪化する
・タイヤの偏摩耗が起きやすい
といったデメリットがあります。

特に長距離ドライブでは、タイヤの状態が安全性に直結します。
月に一度を目安に空気圧を点検し、車両指定値に調整しましょう。
高速道路を利用する前や、荷物を多く積む場合は、事前点検がおすすめです。

フロントガラスの曇り対策は湿気を減らすことが重要

冬は車内と外気の温度差が大きく、フロントガラスが曇りやすくなります。
視界不良は事故の原因にもなるため、早めの対策が大切です。

曇りを解消する基本は、暖房で車内を温めた後に外気導入へ切り替えることです。
これにより、車内の湿気を外へ逃がすことができます。

また、濡れた上着、傘、ブランケットなどを車内に置いたままにすると湿気がこもりやすくなります。
出発前に整理するだけでも、曇りにくい環境を作ることができます。

冬の長距離走行はバッテリーに大きな負担がかかる

バッテリーは低温に弱く、冬は性能が低下しやすい部品です。
さらに、暖房、ライト、ワイパー、シートヒーターなどの使用が増えることで、消耗が進みやすくなります。

エンジンのかかりが悪い、バッテリーを交換してから年数が経っている場合は、長距離走行前の点検がおすすめです。
冬のバッテリー上がりは非常に多く、事前点検で防げるトラブルの一つです。

長距離ドライブでは定期的な休憩が安全につながる

長時間の運転は、集中力の低下や判断ミスにつながりやすくなります。
特に冬は、天候や路面状況の変化もあり、より慎重な運転が求められます。

走行距離100kmごと、または2時間ごとを目安に休憩を取りましょう。
休憩中にタイヤの状態やライトの点灯確認をすることで、トラブルの早期発見にもつながります。

無理のない運転計画が、安全で快適なドライブのポイントです。

まとめ

冬の長距離ドライブは、出発前のちょっとした準備と心がけで安心感が大きく変わります。
車の状態を整え、余裕を持った運転を心がけることで、年末年始のお出かけも快適に楽しめます。

冬本番を迎えていますが、安全第一でカーライフをお過ごしください。