こんにちは、平自工です。
最近まで暑かったのに、すっかり秋めいてきましたね。
行楽シーズンで長距離ドライブする方も多いと思いますので、
今回は、JAFが発表している、10月の「JAFロードサービス 主な出動理由TOP10」のうち1位の
『過放電バッテリー』について、どうメンテナンスすればよいか解説していきます。
情報引用元:ロードサービス救援データ(2022年度:月別) | JAF
『過放電バッテリー』とは言い換えると「バッテリー内の電力が放電され尽くされてしまう状態」と言えます。
つまり、車において過放電の原因となるのはエンジン作動時以外に電力を消費してしまっていることです。
エンジンを停止したものの室内灯などを付けっぱなしにし、過放電状態となった場合にバッテリー上がりが発生します。
バッテリーが上がってしまう目安の時間
車のバッテリーが上がる代表的なケースと、目安の時間は以下の通りです。
原因 | バッテリーが上がるまでの目安の時間 |
室内灯のつけっぱなし | 12時間 |
ハザードのつけっぱなし | 5~10時間 |
ACCモード(アクセサリーモード)の放置 | 4~5時間 |
ACCモードでテレビやオーディオの長時間利用 | 30分~ |
冬が来る前に確認しましょう
バッテリーが劣化したまま冬を迎えると、気温が下がる影響でバッテリーの性能をフルで発揮させることが難しくなります。そのため寒くなった途端に、バッテリートラブルでエンジンがかからなくなる場合があります。
バッテリーの交換目安
- ヘッドライトが暗くなってきた
- パワーウィンドウの動作が重くなってきた
- バッテリー本体が膨らんでいる
- バッテリー液が減りやすい
- バッテリーの天板にバッテリー液が漏れている
- バッテリーの端子付近に粉がふいている
以上のことが見られましたら、当店や専門店にバッテリーの点検をしてもらうと良いでしょう。
その他、何かお困りのことがございましたらお気軽にご連絡ください。